髪がサラサラだけどパサパサ!「ツヤがない」原因と対策
髪がサラサラだけどパサパサ!「ツヤがない。」原因と対策を解説。
「髪は手触りサラサラなのに、鏡で見るとパサパサでツヤがない。」
そんなふうに感じていませんか?
指通りはなめらかなのに、なんだか髪が疲れて見えたり、まとまらなかったり。
この状態は、多くの方が抱える髪の悩みです。
この記事では、手触りは良いのに見た目がパサパサしてしまう原因を解き明かし、今日から実践できる効果的な改善方法を解説します。
なぜあなたの髪は「ツヤ」を失ってしまったのか、その理由を知ることで、健康的で美しい髪を取り戻すヒントが見つかるはずです。
<記事のポイント>
- 髪がサラサラだけどパサパサ!「ツヤがない」のはなぜ?髪の状態を解説
- 5つの主な原因を解説
- パサパサ!「ツヤがない」髪を卒業するための改善方法
- おすすめのアウトバストリートメント
- 髪の状態に合わせたアウトバス、インバストリートメントの組み合わせを解説
髪がサラサラだけどパサパサ!「ツヤがない」のはなぜ?髪の状態を解説
髪がサラサラだけどパサパサ!「ツヤがない」のは、髪の表面が整っていて、髪の内部が乾燥し、表面と内部で異なる健康状態にあると言えます。
髪の毛は、大きく分けて「表面」と「内部」の2つの部分で構成されています。
- 髪の表面:キューティクル
- 髪の内部:コルテックス
髪の表面:キューティクル
髪の毛の一番外側を覆っているのが「キューティクル」です。
これは魚の鱗のように何層にも重なっていて、髪の内部を保護する役割を担っています。
このキューティクルが整っていると、髪の表面が滑らかになり、指通りが良くなるため「サラサラ」とした手触りを感じます。
髪の内部:コルテックス
キューティクルの内側には「コルテックス」と呼ばれる層があり、髪の大部分を占めています。
ここには髪のしなやかさや弾力、そしてツヤに欠かせない水分やタンパク質、油分などがたっぷり含まれています。
「手触りはサラサラなのに、見た目がパサパサでツヤがない」
キューティクルは比較的ダメージが少なく整っているため、指通りは良い。
しかし、肝心の髪の内部、つまりコルテックスから水分やタンパク質、油分が流出してしまっているため、内部がスカスカに乾燥しています。
これは、髪が光をきれいに反射できずにツヤが失われ、全体的にパサついた印象を与えてしまう原因なのです。
この状態では、髪の表面的なケアだけでなく、内部からの補修が非常に重要になってきます。
5つの主な原因を解説
髪の内部がスカスカになる5つの主な原因を解説します。
髪の内部が乾燥し、ツヤやうるおいが失われるのは、日々の生活の中でのダメージの蓄積が原因です。
主な要因として、以下の5つが挙げられます。
- 熱ダメージ
- 自然乾燥によるダメージ
- 物理的ダメージ
- 化学的ダメージ
- 紫外線ダメージ
熱ダメージ
ドライヤーやヘアアイロンの熱は、髪の水分を急激に蒸発させます。
特に、濡れた髪に高温の熱を当てるとキューティクルが開き、髪内部の水分やタンパク質が流出してしまいます。
これが、髪のパサつきを深刻化させる最大の原因の一つです。
自然乾燥によるダメージ
髪は濡れると、表面を覆っている「キューティクル」が開いた状態になります。
ドライヤーを正しく使うと、キューティクルを閉じながら髪を乾かすことができますが、自然乾燥だとキューティクルが開いたままの状態が長く続き、外部からの摩擦などのダメージを受けやすくなります。
その結果、髪の内部の水分や栄養分が流出し、パサつきや枝毛の原因となります。
物理的ダメージ
髪の摩擦は、キューティクルを剥がしたり傷つけたりする原因になります。
たとえば、濡れた髪をタオルでゴシゴシ拭いたり、目の粗いブラシで無理にとかしたり、寝ている間に枕と髪が擦れたりすることが挙げられます。
キューティクルが傷つくと、髪の内部の水分が外に逃げやすくなってしまいます。
化学的ダメージ
ヘアカラーやパーマの薬剤は、髪のキューティクルを開き、髪の内部に作用することで、色や形を変えます。
このプロセスで、髪の内部を満たしている大切な成分が失われてしまいます。
繰り返しのカラーやパーマは、髪を常に乾燥しやすい状態にしてしまいます。
紫外線ダメージ
紫外線は肌だけでなく、髪にも大きなダメージを与えます。
特に夏の強い日差しは、髪の内部にまで届き、水分や髪の主成分であるタンパク質を破壊します。
これが、髪のパサつきやごわつきを引き起こす原因となります。
パサパサ!「ツヤがない」髪を卒業するための改善方法
髪の内部の水分と栄養を補うことが、パサつきやツヤのなさを改善する一番の近道です。
ここでは、日々の生活で実践できる基本的なケアと、ヘアケア製品を見直すための具体的なステップをご紹介します。
- 【基本のケア】
- 【実践編】
【基本のケア】
- 保湿を意識したシャンプー・トリートメントを選ぶ
- 正しいドライヤーの使い方をマスターする
保湿を意識したシャンプー・トリートメントを選ぶ
髪の内部に潤いを閉じ込めるためには、保湿成分が配合されたヘアケア製品を選ぶことが重要です。
セラミド、ヒアルロン酸、コラーゲンといった成分や、髪の主成分であるケラチンを補う成分に注目して選びましょう。
正しいドライヤーの使い方をマスターする
熱ダメージは髪の大敵です。
ドライヤーは髪から15~20cmほど離し、同じ場所に熱を当て続けないように注意しましょう。
8割ほど乾いたら、最後に冷風を当ててキューティクルをキュッと引き締めると、ツヤが出やすくなります。
ドライヤーで髪を乾かす場合に、熱から髪を守る成分の配合されたアウトバストリートメント(洗い流さないトリートメント)などを使用する。
上手に乾かす基本ステップ
1.根元を乾かす。
- 根元が濡れているうちに、ドライヤーを持っていない方の指先を頭皮に触れて小刻みに動かし、根元部分にドライヤーの風を入れて指先でさらさら感を感じるまで乾かします。
2.根元から毛先方向に乾かし、毛流れを揃える。
- 根元が乾いたことを指で確認しながら、ドライヤーの風が根元から毛先に向かうようにして、指でざっくり毛流れを揃えるようにしながら乾かします。毛先に風を当てないようにすると、根元から徐々に乾いて毛流れが揃い、自然に毛先もまとまります。
3.髪全体が乾いているか確認し、ボリュームやシルエットを整える。
■乾かし残しがないか確認して、冷ます
手で触って乾かし残しがないかチェック。
- 根元も含め全体が乾いて毛流れが整ったら、空気を含ませたりドライヤーの冷風を当てて、髪の温度を室温と同じにします。
■分け目、シルエットを整える
- 分け目、毛流れや形、ボリューム感を整えて仕上げます。スタイリング剤で仕上げる場合も、ちゃんと乾いて冷めてから塗布し、濡らしすぎないようにしましょう。 塗布してからもしっかり乾くまで動かしすぎないのも大切です。
【実践編】
「シャンプーとトリートメントを替えよう!どれがいいかな?」
って商品選びをしていませんか?
シャンプーは、洗浄力が頭皮や髪に大きく影響します。
よって、現在ご使用中のシャンプーで、頭皮のかゆみやフケが出るなどの症状がなければ、一番最後に替えるようにしてください。
また、
「ヘアケア製品を一度に全て替えた方がいいのでは?」
と思う方もいらっしゃいますが、それもおすすめできません。
なぜなら、一度に全て替えるのは、ヘアケア製品の合う合わないがありコスパが悪すぎるからです。
また、一度に全て替えると、例え髪の状態が良くなっても、どの製品が効果的だったのかが、わかりません。
ヘアケア製品をコスパ良く効果的に替える順番
改善の効果を正しく見極めるために、以下の順番で一つずつ試していくのがおすすめです。
- アウトバストリートメント(洗い流さないトリートメント)
- インバストリートメント(洗い流すトリートメント)
- スタイリング剤
- シャンプー
ヘアケア製品を替えるサイクルは、1製品、1週間から2週間です。
例えば、アウトバストリートメントを替え、1週間から2週間様子をみて、次にトリートメントを替えて1週間から2週間様子をみるといった感じです。
それでは、ヘアケア製品をコスパ良く効果的に替える順番を解説します。
ステップ1:アウトバストリートメント(洗い流さないトリートメント)
最初に見直すべきは、ドライヤー前につけるアウトバストリートメントです。
これは、髪の内部に栄養を閉じ込めると同時に、ドライヤーやヘアアイロンの熱から髪を守る保護膜の役割を果たします。
オイル、ミルク、ミストなど様々なタイプがあるので、ご自身の髪質に合うものを選んでみましょう。(次の章で、おすすめのアウトバストリートメントを解説しております。)
ステップ2:インバストリートメント(洗い流すトリートメント)
アウトバストリートメントで効果が不十分だった場合、次にインバストリートメントを替えてみましょう。
これは、シャンプーで失われた水分や栄養を補い、髪の内部をより深く補修する役割があります。
アウトバスと併用することで、相乗効果が期待できます。(次の章で、髪の状態に合わせたアウトバストリートとインバストリートメントの組合せを解説しております。)
ステップ3:スタイリング剤
髪のパサつきが少しでも気になるときは、スタイリング剤にツヤ出し効果のあるタイプを選んでみましょう。
ワックスやバーム、オイルなど、髪の表面にツヤのベールをかけて、見た目の印象をグッと良くしてくれます。
ステップ4:シャンプー
シャンプーは、髪と頭皮の土台を作る重要なアイテムです。
しかし、洗浄力が強すぎると、髪に必要な油分まで奪ってしまい、乾燥の原因になります。
そのため、他のアイテムで改善が見られない場合、最後にシャンプーを見直してみることをおすすめします。
おすすめのアウトバストリートメント
ここからは、mod's hair(モッズヘア)アウトバストリートメント3種類を、具体的な髪の悩み別に詳しくご紹介します。
モッズヘアとは?「髪のプロ」が届けるサロン品質のヘアケア
世界中のファッショントレンドを生み出してきたパリ発のヘアサロン【mod's hair(モッズヘア)】が手がけるヘアケアシリーズです。(国内に系列店を含む美容室48店舗有)
【公式サイト】>>>mod's hair(モッズヘア)
長年のサロンワークで培われた「髪のプロ」としての知見が惜しみなく注ぎ込まれており、あなたの髪の悩みに寄り添い、真の美しさを引き出すために作られています。
まるでサロンでケアしたかのような仕上がりを、ご自宅で実感してください。
- ダイヤモンドセラム
- プラチナセラム
- パールジュレ
- 髪の状態に合わせたアウトバス、インバストリートメントの組み合わせを解説
ダイヤモンドセラム
- 特徴:熱に反応する成分が配合されており、ドライヤーやアイロンの熱から髪を守ります。ツヤと軽やかなサラサラ感を与えます。
- おすすめの方:毎日ドライヤーやアイロンを使う方。
使用方法
タオルドライ後、またはスタイリングの前後の髪に適量(2・3プッシュ)を手にとり、よく伸ばしてから髪に馴染ませてください。
洗い流す必要はありません。
プラチナセラム
- 特徴:ダメージケアとエイジングケアを同時に行うヘアオイル。植物オイルが豊富で、しっとりとまとまりのあるツヤ髪に導きます。
- おすすめの方:ダメージがひどい方。広がりを抑え、しっとりとした質感を好む方。
※ダメージケアとは、カラーやパーマ、ドライヤー、アイロン等によるダメージのお手入れのことです。
※エイジングケアとは、年齢に応じたお手入れのことです。
使用方法
タオルドライ後または乾いた髪に適量(2~3プッシュ)を手に取り、よくのばしてから髪になじませてください。
洗い流す必要はありません。
ホットカラーやヘアアイロンを使用される方に特におすすめです。
パールジュレ
- 特徴:水分ゼロのジェル状美容液。乾燥によるパサつきを抑え、ツヤとまとまりを与えます。
- おすすめの方:ごわつきや広がりを抑え、ツヤ感が欲しい方。
使用方法
タオルドライ後またはスタイリングの前後の髪に適量(1~2プッシュ)を手にとり、よくのばしてから髪になじませて下さい。
洗い流す必要はありません。
サロンでケアしたかのような仕上がりを、自宅で実感!
【公式サイト】>>>mod's hair(モッズヘア)
髪の状態に合わせたアウトバス、インバストリートメントの組み合わせを解説
ご自身の髪の状態に合わせて、以下の組み合わせを検討してみてください。
- 「サラサラだけどパサパサ」の根本対策に
- 「ハイダメージ」の補修と「ツヤ」の両立に
- 「髪のツヤとまとまり」を最優先に
1.「サラサラだけどパサパサ」の根本対策に
内部の水分を補給しながら、外部を熱ダメージから守る組み合わせです。
アウトバストリートメント
- ダイヤモンドセラム:ドライヤーの熱から髪を守り、さらにサラサラ感とツヤをプラスします。
インバストリートメント
- ボタニークトリートメント:髪の内部に潤いを補給しつつ、軽やかなサラサラ感を保ちます。
2.「ハイダメージ」の補修と「ツヤ」の両立に
髪の悩みに合わせたインバスで内部をしっかりケアし、高保湿なアウトバスで仕上げる組み合わせです。
アウトバストリートメント
- プラチナセラム:豊富な植物オイルが髪のダメージを集中補修し、しっとりとしたツヤとまとまりを与えます。
インバストリートメント
- コロレプリュストリートメント or プライアントフィックスマスク:カラーダメージが気になるなら「コロレプリュストリートメント」、くせや広がりが気になるなら「プライアントフィックスマスク」を選びます。
3.「髪のツヤとまとまり」を最優先に
内部をサラサラに保ちつつ、外部をジェルでコーティングしてツヤ感を最大限に引き出します。
アウトバストリートメント
- パールジュレ:ジェル状美容液が髪の表面に密着し、光をきれいに反射させてツヤを出します。
インバストリートメント
- ボタニークトリートメント:軽やかな仕上がりで、ツヤを引き出しやすい髪のベースを作ります。
ご自身の髪の悩みがどのタイプに当てはまるかを考えながら、最適な組み合わせを選んでみてください。
アウトバストリートメントを先に試してみて、感触が良ければそれに合うインバストリートメントを探す方法をおすすめします。
サロンでケアしたかのような仕上がりを、自宅で実感!
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まとめ
髪が「手触りサラサラ」なのに「パサパサ」でツヤがない状態は、決して諦める必要はありません。
大切なのは、髪の表面だけでなく「内部をケアする」という意識を持つことです。
日々の生活で受けるダメージは避けられませんが、今回ご紹介した方法で水分や栄養をしっかりと補い、髪を労わってあげれば、必ず状態は改善していきます。
焦らず、一つ一つのケアを丁寧に行うことで、あなたの髪はきっと内側から輝きを取り戻すはずです。
正しいケアを続けて、理想のサラツヤ髪を手に入れてください。
長年のサロンワークで培われた「髪のプロ」としての知見が惜しみなく注ぎ込まれたヘアケア製品が豊富に取り揃えられています。
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